コンロッドがエイリアン

コンロッドがエイリアン

コンロッドがエイリアン

お客様のシルビアがFISCOのAコーナー立ち上がりで”ドンガラガッシャン”というハデな音と共にエンジンストップ。
何かな?と思ってボンネットを開けると、ブロックの横からコンロッドがエイリアン(飛び出していた)。

コンロッドがエイリアン コンロッドがエイリアン

↑シリンダーブロックを助手席側から見たところ

 

コンロッドがエイリアン コンロッドがエイリアン

↑シリンダーブロックを運転席側から見たところ

 

コンロッドがエイリアン

左が今回ブローしてしまったコンロッド  ↑  右が正常なピストンとコンロッド

コンロッドが折れた原因は、パワーの出し過ぎ、オーバーレブ、コンロッドボルトの締め付け不良又は締め過ぎ、メタルのクリアランス不良、オイルの片寄りによる油膜切れなどが考えられます。
エンジンの組立てはお客様がプライベートで行ったため、クリアランスや締め付け具合は分りませんが、 一番の原因はパワーの出し過ぎだと思います。
カムやタービンを交換したら腰下も強化しないとダメって事ですね。

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