HKS Vカムシステムのご紹介
車輌は34GTRニュル。
(購入時にマインズショワーPROUカム、サイレンスVXマフラー取り付け済)
オーナー様は以前チューニングした32GTRに乗った事がある為、もう少しパワーがないとつまらないという事で当店にて下記の内容のチューニングをしました。
- タービン・・・ HKS GT 2530
- .エンジン・・・HKS ドラッグメタルヘッドガスケット
- 燃料・・・・・ HKS 強化ポンプ,700ccインジェクター
- 冷却系・・・ ARC M103 インタークーラー
- 制御・・・・・ HKS F-CON V Pro エアフロレス
- 排気系・・・ サード スポーツキャタライザー
- クラッチ・・・・ ATS カーボントリプル
これで約600psとなりGTRらしい走りができるようになりました。
ただ高回転のピークパワーに満足してしまうと、もう少し下からトルクがあったらどんなに面白いだろうと思ってしまうのは、高回転型エンジンの車に乗る方が共通して感じている事でしょう。
高回転でトルクを上げる為には、今までは排気量アップしかなく今回も2.8gにするかVカムにするかオーナー様と悩んだ結果、費用も作業時間も少なくて済むVカムに決定。
トルクとパワーのグラフで共に立ち上りが早いラインがVカム取付後です。
赤・緑・青と3本づつ線がありますがこれはブーストの違いで、赤0.8kg/cu・ 緑1.0kg/cu・青1.2kg/cu です。
トルクグラフを見て下さい。
ピークだけではなく5000rpm以下では約6kg/mアップし、注目していただきたいのは4000rpm付近で15kg/m近くアップしています。
パワーグラフも同じ4000rpm付近を見ると80ps位上がっています。
実走してみますと数値以上の違いを体感でき、エンジンがまるで別物になった感じで、 特に道路の合流地点や高速道路での追い越しでアクセル全開ではなくハーフでの加速がものすごく楽になります。
街乗りメインの方、又はサーキットやワインディングでコーナーの立ち上りに苦労している方にはお勧めのチューニングです。
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